こんにちは。私はセレナのC26後期型に乗っているですが、今年のはじめころに日産からリコールの手紙が届きました。
その内容はこちら。引用します。
アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。
この文を読むとちょっと怖いですよね。
でもメーカーの修理対応が2023年の10月以降となっていたので、まあそれほど重大でもないんだろうな、と楽観的に見ていました。
ところが、4月を過ぎたあたりからアクセルを踏んだ時にエンジンがブオーンと少しうなるようになりました。
まあそれほどの音でもなかったし、7月に車検があったので、その時見てもらえばいいやくらい思い、そのままにしてました。
そして。7月に入り、セレナで少し離れたスーパーに買い物に行くときのことです。
渋滞に巻き込まれたのですが、なんだか外でカンカンカンといううるさい音が聞こえてきたのです。はじめは近くで工事でもやってるんだなと思いました。
でもその音は停止中のアイドリングストップ時は音がしないことに気づきました。
まさか・・・
そうです。自分が乗っているセレナから音が鳴っていたのです。
一緒に乗っていた娘が、
「怖い。爆発しないよね?」
そんなことを言うので私も怖くなってきました。それぐらいの音だったからです。
渋滞を何とか抜け、コインパーキングに駐車し、エンジンルームを見て見ると、やはりエンジンあたりからカンカンという高い音がしました。またゴーというような音もしました。
用事を終わらせ、また車を走らせると、さっきより少し音が小さくなっており、ちょっと安心して家に帰りました。
その時はリコールのことは頭に浮かばず、エンジンの不調なのだろうと思いました。なのですぐにいつも頼んでいる車の整備屋さんに電話して、エンジンの調子が悪いのですぐに車検に出したいとお願いしました。
とても親切に対応してくれ、すぐに見てくれるという事になりました。
整備屋さんに車を持っていくとエンジンをばらしてみないとわからないと言われました。
車検とともにエンジンのことをお願いし家に帰りました。
そのあとで、「そういえばリコールのはがきが来てたけど関係あるのかな?」
と頭をよぎりました。
整備屋さんに電話をしてそのことを伝えると、まさにドンピシャ。
「調べてみましたがリコールの症状そのものですね。」と言われました。
ダイナモ(オルタネーター)という電気を作る機械が故障してるとのことでした。
「これをそのままうちの工場で直していたら十数万円かかるところでしたよ」
と言われました。
思い出してよかった!
不具合箇所はそのままにしておいてもらって、そのほかの車検をお願いしました。
セレナが車検から帰ってくると、すぐに日産に電話して、リコールの症状が出てると伝えました。
丁寧にすぐに対応してくれ、点検の予約を取りました。
点検に行くとやはりリコールの症状だということがわかりました。
ところが工場に部品がなく、メーカーに注文してから生産するとのことでした。
どれくらいかかるのかと聞いてみると、部品がないので何とも言えないとのこと。
まあそこでイライラしても仕方ないことなので快く修理のお願いをしました。
長期間貸し出すための台車がすぐには用意できないらしく、ひとまず家に帰ることになりました。
家に帰えるまでは、その日だけ使えるという台車を用意してもらえました。台車は軽のデイズ。新車のようでとっても綺麗です。
家に帰りしばらくのんびりして、また日産の販売店に向かいました。
台車は新型の6代目セレナ。C28型ってやつですね。
フロントグリルが前の型に比べて派手になっている。トヨタのヴェルファイアみたいだなと思いました。
中も結構変わっていて、インパネの表示がすっきりしてる感じがしました。あとはサイドブレーキが足で踏むタイプではなくボタンになってました。
ナビの液晶モニターがでかい!
駐車するときに、横に止めてある車や柱に近づくと警告音が鳴ってうるさい。
そんな違いがありました。
でも走りの感じとか視界とかはC26とC28ではほとんど同じように感じました。
そんな感じでただいま修理中です。
今回のリコールで新しいセレナに乗ることができたのでラッキーだなと思ってます。
また修理から帰ってきたらお知らせします。
C26セレナに乗っている人で同じような不調や異音があったら、迷わず日産の販売店に連絡することをおすすめしますよ。